矯正治療とは、悪い歯並びや噛み合わせ（不正咬合）を、きちんと噛み合うように治す治療です。

不正咬合には、
・出っ歯（上顎前突）
・受け口（反対咬合）
・ガタガタ歯（叢生）
・前歯が噛まない状態（開咬）
などがあります。

不正咬合をそのままにしておくと、
・食べ物がよく噛めない
・口臭の原因になる
・顎の関節に負担をかける
などの問題が出てくることがあります。

当院では、ただ歯並びを良くして見た目を治すのではなく、患者さん一人ひとりの身体に調和した噛み合わせ（シークエンシャル咬合）の獲得を目指した治療を行なっています。80歳で20本以上の歯が残っていた方の割合が、反対咬合・開咬ではほぼ0%、上顎前突では15.4%であったと報告されています（2000年文京区での調査）。
生涯を通して、ご自身の歯で食事を取れるような口腔機能の獲得が、健康維持に大変重要です。

また、小児の矯正治療では不正咬合を早期に発見し、正常な方向に誘導し育ててあげることが重要です。

生涯ご自身の歯を大切にされたい方、お子さんの歯並び・噛み合わせが心配な方はお早めにご相談ください。